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私が一番怖い合併症は何と言っても糖尿病性腎症

糖尿病・医療・科学
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恐怖の糖尿病性腎症

 

糖尿病の僕の血液は糖(ブドウ糖)と脂質でドロドロ。
この状態がもう20年以上。僕の腎機能は主治医によると正常な人に比べて80%くらいしかないらしい。20年選手としては、80%とという数字がよく保てているのか、それとも障害の程度が進み過ぎているのかどっちなんでしょうか。

高血糖が続くと、体中の血管が動脈硬化を起こし血管壁がボロボロになる。特に毛細血管がヤバいんです。
毛細血管が集中している器官は、腎臓と網膜。(僕が恐れている合併症には、この糖尿病性網膜症もあるんだな。)

腎臓の構造

 

基礎知識(糸球体・ボウマン囊・腎小体・ネフロン)
①ボウマン囊と糸球体を合わせて腎小体といいます。
②腎小体と尿細管を合わせてネフロンといいます。( ボウマン囊から尿細管が出ている)
③ネフロンは左右の腎臓合わせて200万個と言われています。(実際に機能しているのはその10%程度らしい)

 

下図で確認しましょう。

4. 腎臓(ネフロン) | 基礎から学べる循環器疾患講座 解剖 / 病態編 ...


 

次の図は「看護roo!(https://www.kango-roo.com/)」からの引用。

 

 

ネフロンの構造

 


 

 

糖尿病の僕は簡単に言うと、この糸球体の毛細血管が壊れて機能しなくなってるんだな。

こんな細胞レベルの微細な器官が壊れたらとても人工では作れないですね。それがわかっていながら毎日、炭水化物やスィーツに吸い寄せられる僕。ああ、情けない。
最近、足指がたまにしびれた感じになるんだけど、これって糖尿病性神経症?
結局、僕の体は三大合併症(糖尿病網膜症・糖尿病腎症・糖尿病神経症)のオンパレードってわけか。

 

腎臓はすべての臓器のコントロールタワー

 

ところで、腎臓の機能は老廃物をこしとるだけでなく、身体のすべての臓器の司令塔になっていることがわかっています。
つまり、腎不全は多臓器不全を引き起こしアウト!
腎臓は寿命にも関与しているんですね。
まだお子様の小さいお父さん、お母さんはくれぐれも体を大切にしてくださいね。

 

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