情報 膵臓やそのβ細胞は受精卵からどのようにしてできていくの
今回も、粂昭苑先生のお話を勉強していきたいと思います。高校時代、生物の発生の勉強はとても面白かったことを覚えています。私たちが存在している大元をたどれば、ただ1個の受精卵でした。その細胞の核内には染色体が23対あり、そのペアの片方ずつを父母(卵子と精子)から受け継ぎました。そんなただ1個の受精卵が発生を続け、最終的には60兆個もの細胞の集団になり、それら細胞は神経細胞や筋肉細胞や表皮細胞や血球などに分化してしまうのです。そうなってしまうと、もうそれぞれの細胞の機能が確定しており、筋肉細胞が神経細胞になったり、ランゲルハンス島のβ細胞になったりはしないのです。僕はこんなことを考えると、例えば成体のリンパ球から未分化の受精卵のような細胞を作り出すことは、リンパ球を過去にさかのぼらせることではないかと思えるのです。これって、リンパ球をタイムマシンに乗せることと同じではないでしょうか。大変なことです。そうすると、また小保方晴子氏のSTAP細胞に話が戻るのですが、成体の細胞を酸に浸して細管を通すだけでタイムマシンに乗せたことになるなんてあり得ないなと。 以下、ソース抜粋〈ソース:〉膵細胞への分化...