スポンサーリンク
スポンサーリンク

血糖値スパイクとは何。防ぐための方法は

糖尿病・医療・科学
スポンサーリンク

 

スポンサーリンク

血糖値スパイクとは

食事を食べた直後の短時間だけ、血糖値が急上昇し、やがてまた正常値に戻るという現象を「血糖値スパイク」といいます。なので、食後時間がたった後でチェックすると見つからないことが多いのです。ところが最新の調査では、なんと1400万人以上の日本人に「血糖値スパイク」が生じている可能性があるというのです。
ただ、ガチの糖尿病の僕は常に血糖値、HbA1c値が高く、正常値に戻るということはありません。血糖値スパイクだけが問題の人がうらやましいです。でも血糖値スパイクは僕たち正式な糖尿病の者にとっても注意すべき症状です。糖分やでんぷんをたらふく食べた後は、ブドウ糖を吸収できずに血液中のブドウ糖が急激に増えます。
※下図は『NHK 血糖値スパイクが危ない』から引用

青線は、健康な人の1日の典型的な血糖値の変化。ゆるやかに上下しています。一方、赤線が「血糖値スパイク」が起きている人です。とがった針のような血糖値の急上昇が、食後にだけ起きるのが特徴です。
血糖値が140以上に急上昇すると、「血糖値スパイク」と判定されるのですが、糖尿病の僕は常に140以上です。そんな僕は、食事直後は140のベースからさらに急上昇するのですからどんだけ体に悪いのでしょうか。

血糖値スパイクが血管壁を傷つけていずれ動脈硬化に

食後の血糖値の急上昇がなぜ動脈硬化を引き起こすのでしょうか?
それをイタリアの最新研究が、解明したのです。血管内に糖分の多い血液と少ない血液がかわるがわるに流れてくると、血管内壁の細胞から大量の「活性酸素」が発生するというのです。活性酸素は、細胞を傷つける有害な物質です。
実験によると、「血糖値スパイク」の状態を2週間続けると、細胞のおよそ4割が死んでしまったということです。実はこれが動脈硬化につながる原因。
血管の壁が傷つくと、それを修復しようと集まった免疫細胞が、傷ついた血管壁の内側に入り込んで壁を厚くし、血管の内側を狭めていきます。その結果、「動脈硬化」となってしまうのです。
“血糖値スパイク”が繰り返し起きると、血管のあちこちで少しずつ動脈硬化が進み、やがて心筋梗塞や脳梗塞になるリスクが高まるのです。

 

血糖値スパイクを防ぐ簡単な方法

①まずは上げたり下ろしたりのつま先立ちを1分間続ける。

雨の日でも冬の寒い日でも、手軽に室内でできるところが最高。
できればそれ以上続けたらもっと良いけど、2分間続けるのは大変です。

②食事の際は、野菜⇒肉・魚⇒炭水化物の順に食べる。

僕は米やパンなど主食を食べないことにしてるので、ポテトサラダとかフライなどを後回しにしています。これも実践しやすいので、まだの人は試してみたらと思います。食物繊維を多く含む野菜を最初に食べると、その食物繊維が腸の壁をコーティングし、後から糖が入ってきた時に、その吸収をゆっくりにする作用があるのです。

③朝ご飯をちゃんと食べることが大切。

実験によると、1日3食を規則正しく食べている時には“血糖値スパイク”が生じなかった人でも、朝ごはんを抜くと、昼食の後に“血糖値スパイク”が発生し、さらに朝食も昼食も抜くと、夕食の後にさらに大きな“血糖値スパイク”が生じてしまうそうです。

僕の場合、炭水化物の取り過ぎにならないように昼食を抜いてるんだけど、その効果と血糖値スパイクの悪影響とでは、どっちの影響が大きいのかな。

➃ 食後すぐのちょっとした運動でも効果的

運動と言っても激しい運動は必要なくて、ちょっとした運動でもとても効果的であることが最近の研究でわかってきました。つま先立ちの上下動はこれに当たりますね。

今日から実践していきましょう。

コメント