JRAは売り上げを伸ばすため、競馬がおしゃれに見えるように女性騎手をクローズアップしたり、まっとうな趣味として感じられるようにいろいろと工夫をしているけど、所詮最初から最後までただのギャンブル。
ギャンブルは勝つためにはルール破りもするし、犯罪にだって手を染める。
八百長を防ぐためにスマホ等の通信機器の持ち込みが禁止されているのに、藤田菜七子氏はその規則を破ったという。
僕としてはその時点で騎手としての資格はないと思うな。
なので、除名処分でも文句は言えない立場だと思う。
藤田菜七子氏の師匠の根本師。
「確かに菜七子が悪い面はあった」。そう認めた上で「いい時だけ持ち上げて、こういう時は冷徹な対応で“調査をします”だけ。(JRAには)もっと血の通った対応を見せてほしかった」と語った。
と言う事らしいけど、師匠としては不正を防ぐためのルールは何があろうと守り切るようにまず教えることが最優先だったと思う。
まあ、様々な要素や出来事があったんだろうけど、翻って「今度だけは許すので、次からはちゃんとやってね」とJRAが言ったとしたらそれはそれで大問題でしょう。
根本師匠は「JRAは血の通った対応を見せてほしかった」と言うけれど、だとしたら他の騎手がそういうことをしても温情措置を取らなければならなくなる。騎手全員がそういう状態になったら競馬がなりたたんでしょう。
賭け事は全て刑法で犯罪として規定されている。
そんな中で競馬は特別に許されている。そのことをもっと考えるべきだと思うな。
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