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食べ過ぎている炭水化物や砂糖(ショ糖)は体内でどうなるのか。糖化リスクとは?

チョコレート 糖尿病・医療・科学
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〈引用〉糖化リスクとは?余ったブドウ糖や果糖が糖化を引き起こす!

糖化リスクとは?余ったブドウ糖や果糖が糖化を引き起こす!

糖化リスクとは?余ったブドウ糖や果糖が糖化を引き起こす!

さてここで問題になるのが、それ以上に取りすぎて余ってしまったブドウ糖です。余分なブドウ糖が、血液に入り込んだまま全身の細胞に送り込まれ、タンパク質や脂肪にくっついて糖化が進むと、AGEs(蛋白糖化反応最終生成物)という悪玉物質が生まれます。

このAGEsが真皮のコラーゲンに蓄積すると、肌の弾力が失われてたるみやくすみ、シワに発展します。血管にたまれば動脈硬化、骨なら骨粗しょう症とあらゆる細胞や臓器に影響を及ぼします。

一方、果糖はというと、果糖を食事や飲み物で摂取すると、消化酵素に分解されることなく、そのままの形で腸から吸収されます。果糖が血液中に入ると、大部分は直接体内の細胞へ送り込まれます。ブドウ糖のようにインスリンが関与することはありません。

果糖は体温とすぐ反応するため、ブドウ糖に比べ10倍以上のスピードで大切なタンパク質や脂肪を糖化させ、たくさんのAGEsを作り出すのです。一部の果糖は肝臓に入り、肝臓内の酵素の働きでグリセリドという中性脂肪やブドウ糖に変わります。

グリセリドは脂肪細胞にどんどん運ばれますから肥満の原因の一つになります。ブドウ糖の方は先ほどの説明と同様に代謝されることになります。

このように糖は生命を維持するエネルギー源である一方、余分な糖は糖化を引き起こし、生体内に様々なトラブルを引き起こします。

私たちが生きていく上で糖化を全く起こさないことはもちろんできませんが、できるだけそのリスクを下げていくことはできます。

これから、私たちを取り巻く生活環境が、この糖化を促進させる要素にあふれていることをこれから徐々に説明していくとともに、その対応策についてもお話してくつもりです。

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