『糖尿病の人はアルツハイマー病のリスクが高い 若いうちから食事と運動で認知症を予防』
という怖い記事がありました。
「若いうちから食事と運動で予防」と書いてあるけど、こちとらすでに高齢者で糖尿病なんです!
でも、読まないわけにはいかない。
要点は、
高齢者の脳には、老化によってアルツハイマー病の原因になるタンパク質沈着物が増えるということ。
ではそれを防止するにはどうすりゃいいの?
→米ラッシュ大学医療センターの研究によると「MINDダイエット」がよいらしい。
「MINDダイエット」とは
「MINDダイエット」とは、「地中海式ダイエット」と、高血圧治療のための「DASHダイエット」をかけあわせて、ラッシュ大学が作った食事スタイルのこと。
このMINDダイエットが、認知症の予防に良いらしい。
以下、「糖尿病ネットワーク https://dm-net.co.jp/calendar/2021/036126.php」から引用
MINDダイエットで勧めている食品 増やしたい食品 ▼葉菜類や根菜類などの野菜、▼豆類(インゲンマメ、ヒヨコマメなど)、▼ナッツ類(クルミやアーモンドなど)、▼大豆、▼全粒穀物(玄米、ふすまを取っていない麦、全粒粉の小麦など)、▼魚、▼脂肪の少ない肉類、▼果物(ベリーなど)、▼アルコールも飲み過ぎなければ可(毎日グラス1杯の赤ワイン) 控えめにしたい食品 ▼高カロリーのお菓子や飲料、▼揚げ物、▼高カロリーのファストフード、▼脂肪の多い肉類、▼高塩分の食品、▼高脂肪の乳製品など。 研究グループは、参加者が食べた特定の食品の頻度にもとづき、「MINDダイエットスコア」を作成。その結果、このスコアが高いほど、アルツハイマー病の病状や、それ以外の一般的な加齢にともなう脳の病状とは関係なく、記憶力と思考力の低下が少ない傾向があることが分かった。
上記の「増やしたい食品」は目新しいものではなく、僕たち糖尿病患者にはよく知られているものばかりです。
また「控えめにしたい食品」の中のファストフードや塩分の高いもの、甘いお菓子や飲料も良くないことはすでにわかっています。
肝心なことは、これらの知見を実際の自分の生活で実践できるかどうかなんですよね。
分かっちゃいることなんだけど、その実践が難しい!