こんな記事がありました。
『ネフロンは加齢とともに減少し、硬化した腎糸球体も増加して糸球体濾過量(GFR)は徐々に低下する。18歳以上の健康人では10年間でネフロンの約7.3%が失われるという。』
「18歳以上の健康人では10年間でネフロンの約7.3%が失われる」ということは、
70代の僕は糖尿病でなくとも、もうほとんど腎臓のネフロンは残ってないことになるの?
計算してみます。
腎臓の濾過装置であるネフロンの数は、腎臓1個当たり約100万個。
だとすると20代の10年が過ぎると、
残っているネフロンの数は100万個×92.3%(失うのが7.3%だから)
次の30代の10年間で、残っているネフロンの数は100万個×92.3%×92.3%!
これを40代、50代、60代と計算していくと、結局92.3%の5乗となってしまう。
100万個×(0.923)の5乗=100万個×約0.667=66万7000個
計算ミスがなければ、70代の僕は健康であっても20歳の頃に比べると33%も減っていることになる。
20年以上糖尿病の僕は、さらにネフロンが傷んでいるはず。
40%から50%は傷んでいるのかな。(;´д`)トホホ
ところでネフロンとは何だっけ。高校の生物で習いました。
キャッチ画像がわかりやすいのでどうぞご覧になってください😀
ボウマン囊と糸球体を合わせて腎小体といいます。また、ボウマン囊からは尿細管が出ており、腎小体と尿細管を合わせてネフロンといいます。