1: 七波羅探題 ★ 2025/03/06(木) 07:55:02.13 ID:kDMCC4n49読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/shinsai311/feature/20250306-OYT1T50027/
2025/03/06 05:00
https://www.yomiuri.co.jp/media/2025/03/20250306-OYT1I50026-1.jpg「集落がバラバラになるぐらいなら、元の場所に再建したかった」
宮城県石巻市の牡鹿半島の山腹にある「佐須団地」へ移って8年となる漁師の須田正太郎さん(73)は悔やんだ。眼下の海岸沿いに60年近く暮らしていたが、集落ごと津波にのまれ、妻(73)とともに高台での再建を余儀なくされた。
佐須団地は防災集団移転促進事業を活用し高台の山林を削って造成。事業は2012年に始まり、同じ集落の23世帯が移転を希望していたものの、硬い岩盤で工事が難航した。時間を要したことで別の場所に土地を見つけたり、高齢を理由に再建自体をあきらめたりする住民もいて、17年の完成時に入居したのは須田さんら2世帯だけだった。
宮城県は当初、リアス式海岸に点在する集落や漁港を、新たに団地を造成して集約しようと計画した。将来の人口減少も見据えた選択だったが、廃港や漁業権の問題、集落間の関係が複雑に絡んだ。住民や水産関係者から「漁港と漁村は一体だ」「あの集落とは一緒になれない」といった強い反発を受けた。
当時県土木部次長として事業を主導した元副知事の遠藤信哉さん(68)は「将来的に行政サービスを落とさない唯一の手段が集約だと考えたが、想定以上の拒否反応だった」と振り返る。
県全体で59団地を見込んだが計画を変更し、多くの要求をのんで漁港ごとに団地を造成することを決めた。結果として3倍超の192団地に膨れ、計4794戸を整備した。
県が全額国費による整備を要望すると、国も容認した。対象となった自治体の元幹部は「少しでも負担を求められたら、あれだけの事業はできなかった」と言う。自らの懐が痛まないことが、大規模造成に走らせたことは否めない。遠藤さんは「集落ごとに形態や文化が異なるのを読み切れなかった。住民と話し合う時間も不足していた」と語る。
読売新聞が、防災集団移転促進事業で民間宅地を整備した岩手、宮城、福島3県全25市町村の計328団地を調べたところ、7686戸が造成され、総事業費は2825億円に上った。1団地あたりの工期は平均32か月、1戸あたりの事業費は平均3675万円だった。福島、岩手と比較し、地形的事情から山を切り開く大規模造成が多い宮城は工期が40か月、事業費が4028万円と膨張している。1戸あたり6億3532万円をかけたケースもある。
佐須団地では1戸あたり1億8701万円を費やした。7世帯が入居し、被災者以外にも販売されているが、4戸分の区画が空いたまま。高齢者が大半の集落で、買い物に行く市街地までは車で7、8分。いつまで運転ができるか不安を抱えていた須田さんは「巨額を投じ、限界集落をつくったようなもの」と嘆いた。
須田さんは2日、病気で亡くなった。妻によると、一変した古里の光景に寂しさを感じていたという。
◆防災集団移転促進事業= 被災者らを高台、内陸部へ5戸以上などを要件に集団移転させる事業。自治体が自宅跡地を買い取り、津波浸水域などの居住を制限する。岩手、宮城、福島3県で約3万7000戸が、新たに造成された団地や災害公営住宅などに移転した。
引用元: https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1741215302/
新型コロナのときの補助金もしかり。
アベノマスクもしかり。
災害の渦中にある時、マスコミは「早く補助金を支給しろ」、「支給が遅すぎる」と一斉に批判する。住民もそれに乗っかっていく。
コロナ補助金など申請様式さえ整っていれば調査をしないまま支給された。
その結果、多くの不正受給があった。
新型コロナ関連のあの超々無駄使いは誰が責任をとったのか。
アベノマスクのあの無駄使いは一体誰が進言したのか。
石巻市のこの事例も結局、大災害を前にしてマスコミや市民に「早くしろ」せかされて、市民も行政も先のことをよく考えずにおこなったこと。
『23世帯中入居したのは2世帯だけ』とのこと。
難しいね。
>>1
>「巨額を投じ、限界集落をつくったようなもの」と嘆いた。
なぜそんな不便な場所に作ったのだろう?
その上なら自由だろ
団地はそれがネックだな
平成の合併とかとは違ってリアルで隣近所になるのは違うのな
仙台や盛岡とかの大都市から新住宅地として呼び込めないの?
自分がその立場になったらゴネない自信がないよ、ほぼ全財産失ったようもんだからなぁ
元居た集落のみんなと一緒に移転、なんてゴネるの?w
もうちょい計画時に反対派住民には強気でやれば良かったのに
お前も年取ったら分かる
高齢者が高台に住むのは無茶苦茶しんどい
1世帯1億円配った方が安いなw
能登も復興なんていらんのよ
それなw
一等地がなんで不人気なん
>>22
>牡鹿半島
ぐぐってみ
>「あの集落とは一緒になれない」
なんか複雑な事情がありそう
日本ですら田舎の集落差別があるなら
宗教言語違うパレスチナなんて解決しないわけだわ
ありがとう蓮舫
全額国費にしたから使い放題
>県が全額国費による整備を要望すると、国も容認した。対象となった自治体の元幹部は「少しでも負担を求められたら、あれだけの事業はできなかった」と言う。
>自らの懐が痛まないことが、大規模造成に走らせたことは否めない。
> 買い物に行く市街地までは車で7、8分。
この表現、説得力なくね?
高齢で運転できないと書いてあるだろ
無能集団
漁師が被災後直ぐ用意出来る中古船に国は補助金は出さず、補助金の支給は新船のみに限定した。
当然船が手元に届く前に高齢化が進み、現実を無視した政策により廃業に追い込まれた漁業関係者も多い。
なんこれおかしいね
こういうニュースがようやく出てくるようになったな
政府との協定で報道自粛してたんだろうな
昔の大津波の時からやっとけば良かったのにと思うけど
宮城とか日本で一番住みたくないし
昨日は再建した小学校が10年で廃校とという記事があったな
田舎の復興に無駄金かけてこのざま
能登の復興も感情論に乗じて無駄金使ってそう