最新使用レポート!洗濯乾燥機は縦型とドラム式のどちらが良いか?

6年程使った我が家のシャープ製「ドラム式洗濯乾燥機」が、2年程前から具合が悪くなり、最近は必ずと言っていいほど、「エラー」表示が出て、そのたびにリセットして最後の乾燥まで仕上げるのに長い時間がかかるようになっていました。

エラーの主な原因は、脱水段階のドラムの回転がうまくいかずに、エラー表示が出て脱水ができないのです。何度もリセットして何とか脱水をクリアーして、次の「乾燥」まで行っても、今度は乾燥段階でエラーが出てしまうのです。乾燥段階でのエラーは「フィルターを掃除せよ」というメッセージなんですが、フィルターを掃除してもエラー表示が出て、乾燥を最後までできません。完全乾燥まで自動でちゃんと進行したのは購入後、2~3年間くらいだったと思います。

結局、脱水、乾燥が上手くいかないので、時間がかかり、何とか乾燥までいっても、洗濯物に例の悪臭(生乾きした時の雑菌の発する臭い)が発生するのです。

とまあ、こんな状態で、ほとほと困ってしまって、買い替えを考えて洗濯機についていろいろ調べました。私の購入したい洗濯機はこれまでも使っていた乾燥までちゃんとやってくれる洗濯機です。

洗濯機の種類

まず、洗濯機には、「全自動洗濯機(簡易乾燥機能付き洗濯機)」、「洗濯乾燥機」、「二層式洗濯機」の3種類があります。

この内、二層式洗濯機は文字通り、洗濯槽と脱水層が別になっている昔ながらの洗濯機ですので、選択肢はからは除外します。やっぱり、乾燥までちゃんとやってくれる洗濯機が私の求めたいものです。

全自動洗濯機(簡易乾燥機能付き洗濯機)

  〈画像出典:洗濯機の選び方

 家電量販店に行くと、売り場には「全自動洗濯機」のコーナーがあります。
「全自動洗濯機」という文字をみると、「全自動」ですから乾燥まで仕上げてくれるのかと思いきやそうではありません。基本は「洗い」と「脱水」機能を持った洗濯機です。
ただ最近の「全自動洗濯機」は、風を洗濯槽に吹き込んで脱水状態よりも乾燥させることが出来るようになっているので、完全な乾燥はできませんが、たんに脱水しただけの状態よりも乾燥させることが出来るのです。ですので、脱水だけして室内干しの時に少しでも乾いた状態で干したいという人には最適です。

全自動洗濯機には、乾燥機能(電力を使ったヒーター)がないはずなんですが、売り場の説明書きで「乾燥」に言及してあるのは、上記の「風を使った乾燥」のことです。

現在、「全自動洗濯機」という名称の洗濯機のほとんどが、この風を利用した簡易な乾燥機能を持っており、こうした簡易乾燥機能の無い「全自動洗濯機」はほとんどありません。

洗濯乾燥機

〈画像出典:洗濯機の選び方

さて、私が購入したいのは、この乾燥までをちゃんとやってくれる「洗濯乾燥機」です。

これは、「洗濯機」と「乾燥機」が合体させたタイプで、衣類を乾燥させるためのヒーターを搭載しており、完全に乾燥させることができます

ところで、洗濯乾燥機には、「ドラム式」洗濯乾燥機(上の画像:左)と「縦型」洗濯乾燥機(画像:右)とがあります。

この「ドラム式」と「縦型」のどちらを購入するかが大きな問題なのです。

まず、「ドラム式」洗濯乾燥機の特徴

〈画像出典:洗濯機の選び方

 「ドラム式」は、コインランドリーで見かけるタイプ で、洗濯機内の横に取り付けられたドラムが回転し、洗濯物を持ち上げては重力で落下させて洗う“たたき洗い”の方式です。
衣類が空気に触れやすい為、乾燥をさせやすいです。ですので、その構造上、洗濯物がしわになりにくいというのが最大の特徴であり、利点です。
洗濯物を乾燥までちゃんとしたいという人には最適です。

【長所】

・衣類を風で舞わせながら効率的に乾燥できる

・少量の水で洗えるため、節水性が高い

・一般的な「斜めドラム」なら、洗濯物が出し入れしやすい

【短所】

・衣類をドラム内で持ち上げては落とすので、縦型に比べて衣類が痛みやすい

・本体サイズが大きくなりがちなので、置き場が縦型に比べると制約される。

以上はメーカー・販売店サイドの説明ですが、実際にドラム式を使っていた私の経験上、最大の弱点は、脱水時にエラーが出やすい(故障しやすい)ということです。

この評価は私だけの感想ではなく、ネット上の多くの人が同じ弱点を指摘しています。

利用者(私)が経験した「ドラム式」の実際の弱点

まず、脱水段階で、衣類の種類によって水分の含み具合が違うので重量に違いがでて、そのアンバランスを洗濯機がキャッチして「エラー表示」が出やすいということです。メーカーの説明書きによると、そういう場合はドラムのバランスをとりやすくするため、絡み合っている洗濯物をほぐしてから再度脱水するか、それでもダメな場合は別途バスタオル等をドラム内に投入してくださいとありました。

厄介なことですが、これでなんとかエラーをクリアしていましたが、そのうち、それでもエラーが頻出するようになりました。

なぜ、こんなにも脱水の時にエラーが出るのか。

それは、ドラム式の構造に関係すると考えています。

ドラム式は回転するドラムが、洗濯機内で横方向に取り付けられています。ところが、そのドラムに対して、重力は真下にかかっています。

回転する物体は回転体の質量が、重力に対して均等になっていないとスムーズに回転しません。例えば、おもちゃのコマの素材が、右半球が密度の大きい鉄でできており、左半球が密度の小さいアルミニウムでつくられていたら、左右のバランスが取れず、コマは回転しませんよね。

また、高速回転する遠心分離機なんかで、回転体に重量のアンバランスがあると、回転軸に大きな力が加わり、回転体(ローター)が吹っ飛んでしまいます。

こんなわけで、ドラムを横に取り付けた「ドラム式」は、ドラムの重力は真下にかかっていますので、脱水時に高速回転させると、構造上、回転軸に大きな力が加わるはずで、そこが故障しやすい原因だと考えられます。

ネット上で、ドラム式は故障が多いとの指摘が多いのは、こうした構造上の結果だと思います。

次に、「縦型」洗濯乾燥機の特徴

縦型は、水槽内にうずまき状の水流を作り、その水流で汚れを落とす、昔からのタイプです。

〈画像出典:洗濯機の選び方

縦型の水槽に水を貯めて、洗濯槽底のパルセーターを回転させ、うずまき状の水流で洗濯する方式です。水が豊富で軟水(洗剤が良く泡立つ)の日本には適しています。

【長所】

・多くの水を溜めて洗うため、洗剤が泡立ち洗浄力が高い。

・本体価格が比較的安く、サイズが小さめ。

◎縦型は脱水時に回転させる洗濯槽が、重力と同じ方向に取り付けられているので、回転軸を中心にバランスをとりやすいはずです。また、価格はドラム式よりずいぶん安く魅力的です。

縦型を使用して、まだ一か月ちょっとですが、ドラム式よりは回転軸に無理がかからないので、脱水時のエラーは出にくいと考えています。

【短所】

・乾燥機能は、ドラムより衣類がシワになりやすい。

これがドラム式に比べたときの最大の弱点です。

・また、乾燥時にドラム式のように衣類が上下に動きませんので、絡み合ったバスタオルの中が湿っているということがあります。

・多くの水をためて洗うので、ドラム式より水道水をたくさん使います。つまり、節水機能がドラム式より悪い。

・大物衣類は出し入れしにくくなりがち(一般的にはこのような説明になっていますが、縦型とドラム式の使用経験のある私としては、どちらも違いはありません。毛布を洗う時もドラム式が出し入れしやすいと感じたことはありませんでした)

さて、以上、述べてきたことを判断材料にして、私が購入したのは、シャープ製「縦型洗濯乾燥機」です。

シャープ製「縦型洗濯乾燥機」を購入した理由

1 まずシャープ製にしたのは、日本の他社、パナソニックや日立製品等に比べると、圧倒的に価格が安いということ。

2 縦型にしたのは、これまでドラム式を使っていて、早い時期に脱水時に「エラー表示」が出るようになったということ。そしてネット検索でもドラム式は故障が多いという意見が多かったこと。

また、前述したようにドラム式はドラムを回転させるのに構造上、無理があると判断したため。

ネット上の縦型洗濯乾燥機の評価・弱点について

1 縦型洗濯乾燥機の乾燥機能はあてにならないというネット上の記述が多かったですが、実際に使ってみると決してそんなことはありません。

購入後、この1か月間、いろいろな量の衣類を洗濯しましたが、完全に乾燥しています。ただ、多めの衣類を洗濯したとき、2度ほど絡み合ったジャージやバスタオルの中が若干湿っていることがありました。これはドラム式洗濯乾燥機にはなかったことです。ドラム式の場合は常に乾燥していました。

家電量販店の店員さんに聞いたところ、最近の縦型洗濯乾燥機の乾燥機能は以前のものに比べると格段に性能が増しているということで、ネット上のマイナス評価は古い製品についてのものではないかということでした。帰宅して調べてみるとなるほど、「あてにならない」という記述は、5・6年前のものでした。

2 洗濯物がしわになりやすいという評判は、評判通りでした。

下の写真がこの度、購入したシャープ製縦型洗濯乾燥機で、洗濯・乾燥させた衣類です。

洗濯・脱水・乾燥を自動で行ったものです。(「洗濯・乾燥コース」を選択)

ワイシャツにも強固なしわがついており、念入りなアイロンがけが必要でした。

〈半袖カッターシャツ、素材はコットン〉

〈上手と同じ半袖カッターシャツ〉

〈作業ズボン、素材はコットン〉

シワが強く刻まれ、蛇腹のようになっています。ドラム式を使っていた時には、こんな強いシワにはなりませんでした。

〈手ぬぐい、素材はコットン〉

ドラム式と縦型のどちらがいいか

私がチェックした縦型洗濯乾燥機のネット情報は、乾燥機機能は実用性がないというものでした。(ただし、5・6年前の投稿)

しかし、実際に使ってみると乾燥機能も十分に実用性のあるもので、この一か月間に、二・三度ほど、バスタオルやコットン製のTシャツの一部分が少しだけ湿っていましたが、そのまま着ても良いくらいの湿り具合で、私的にはストレスがありませんでした。

やはり、問題は洗濯物の強いシワです。シワは明らかにドラム式で乾燥させたものより強いです。

ワイシャツをアイロンがけするときは、アイロン用糊を吹き付け、それなりの力を込めてアイロンがけする必要があります。私にはあまり困ることではありませんが、妻は力が弱いので、シワを伸ばすのが難儀だと言っています。なので妻は別途、乾燥機を買う予定にしています。

結論

私としては、シャープ製の縦型洗濯乾燥機を購入して正解だったと考えています。乾燥機能も十分に実用性があり、そのうえ洗濯乾燥機の中では一番安い価格だからです。

シャープ製はパナソニックに比べると圧倒的に安価であり、また、ドラム式に比べると縦型製品は安価です。

スポンサーリンク
レクタンブル(大)広告
レクタンブル(大)広告

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
レクタンブル(大)広告